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夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」 太鼓と踊りで盛夏をより熱く盛り上げる

パレードの先頭で華やかに踊る「ミスさんさ踊り」の皆さん

パレードの先頭で華やかに踊る「ミスさんさ踊り」の皆さん

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 「第48回盛岡さんさ踊り」が8月1日から開かれ、市内はにぎわいを見せている。

2022年に誕生した第5の踊り「吉希翔」を踊るミスさんさ踊り

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 盛岡さんさ踊りは、1978(昭和53)年に始まり今年で48回目を迎え、盛岡の夏の風物詩として親しまれ続けている。4日までの期間中、中央通りを主会場にパレードが行われ、岩手県公会堂から映画館通り付近までの約500メートルを踊り手たちや太鼓のたたき手たちが練り歩く。

 各日、パレードの出発前には各地で受け継がれている「伝統さんさ踊り」の団体が輪踊りを披露。その後、5人のミスさんさ踊りとミス太鼓・ミス横笛・うたっこ娘で構成する「2025ミスさんさ・さんさ太鼓連」が踊り手とたたき手の先陣を切る。

 今年はホイッスルの音でパレードが出発。初日は内館茂盛岡市長らによる特別集団が先導し、「2025ミスさんさ・さんさ太鼓連」が先頭に立って華やかな演舞と力強い太鼓の演奏でパレードの始まりを飾った。その後ろに地元の企業や団体などのグループが続き、華麗な群舞と迫力ある太鼓や笛の音色で会場を盛り上げ、幸せを呼ぶとされる「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声を響かせた。今年は4日間で205団体、約2万5000人が参加予定。沿道には連日多くの観客が集まり、暑さの中で踊り歩く出演者たちに盛大な拍手を送っている。

 最終日の4日には参加団体の太鼓のたたき手による「太鼓大パレード」、参加者と観客が一体となって踊る祭りのグランドフィナーレ「大輪踊り」が行われる。

 パレードは18時開始。

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