「XMAS MARKET IN 赤レンガ 2024」が12月6日・7日、岩手銀行赤レンガ館(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。
同イベントは2020年に初開催し、今年で5回目を迎える。コロナ下では地域でのイベントが中止となり、県内事業者の出店機会が減少していたことや、会場となる「岩手銀行赤レンガ館」は暖房設備が弱く冬季のイベントがなかったことから、冬場の地域のにぎわいづくりにつなげようと企画した。館内の寒さを他県では屋外が会場となることが多いクリスマスマーケットなら生かすことができるというアイデアにも基づいている。
イベントを主催する「manordaいわて」の藤原百恵さんは「今年は例年より早い開催になる。開催を発表すると、期待の声が届く。冬の恒例イベントになってきたことを実感できる」と話す。
今年のテーマは「ハーモニー」。県内の事業者がさまざまな商品を販売する様子や、近隣施設などで行われているクリスマス関連イベントとの調和、地域が一体となってクリスマスに向けて盛り上げる雰囲気を「ハーモニー」という言葉で表現した。テーマにちなんで、6日には岩手大学ジャズ研究会が、7日にはフルートアンサンブルLegatoが、それぞれ演奏を行い、会場内にハーモニーを響かせる。
両日は、26事業者が出店。うち5事業者が初出店。クリスマスリースやスワッグのほかシュトーレンやスコーンなどの焼き菓子、キャンドル、文具、ホームスパン、雑貨、アクセサリーなど、クリスマスの飾り付けや贈り物に向いた商品を販売する。
「クリスマスマーケットに向けて新商品を準備している事業者もあり、出店する皆さんも楽しみにしているのが伝わってくる」と藤原さん。「来場者の皆さんのクリスマスに向けた準備をお手伝いしたい。会場は寒いので防寒対策は忘れずに」と呼びかける。
開催時間は、6日=10時~18時、7日=10時~17時(最終入場時間は各日終了30分前)。入場無料。会場混雑時には入場制限するほか会場内の通路を一時的に一方通行とする。