インターネット関連のソフト開発を手がけるプラスプラス(盛岡市仙北2、TEL 019-656-5852)」は昨年末、ウェブブラウザーで3D仮想空間を表現する「Web3D」を発売。今年から本格的な販売を開始した。
同ソフトは、「Internet Explorer」「Firefox」「Google Chrome」などの一般的なウェブブラウザ上で三次元空間の表現を実現するもの。独自開発の3Dエンジンにより、従来であれば専用のプラグインや操作環境が必要だった3D空間を容易に表現できるようにした点が特徴。3Dポリゴンモデルとボーン変形機能により、多彩なキャラクターの表現も可能にした。
同社の中野智三社長は「これまではセカンドライフのような特別な条件下でなければ体験できなかったPC上での3D表現が、Flash Player10だけで誰にでも体験できるようにした。ゲームやコミュニケーションの空間だけでなく、不動産関連やCADと組み合わせたものづくりの分野など、さまざまなシチュエーションで活用できる」と話す。
価格は300万円から。