盛岡手づくり村に「レトルトカレーバー」-県内特産品を使った20種そろえる

盛岡手づくり村にお目見えした「レトルトカレーバー」。カウンターに並べられた漬け物は、すべて岩手県産で5種類から自由に選べる

盛岡手づくり村にお目見えした「レトルトカレーバー」。カウンターに並べられた漬け物は、すべて岩手県産で5種類から自由に選べる

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 盛岡手づくり村(盛岡市繋字尾入野、TEL 019-689-2201)を運営する盛岡地域地場産業振興センターは12月6日より、同施設内で「レトルトカレーバー」の営業を開始する。

岩手の特産を生かしたレトルトカレー

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 レトルトカレーバーは、岩手県内で製造されるレトルトカレーをライスとのセットメニューとして提供する軽食レストラン。一般的なビーフカレーやキーマカレーのほか、前沢牛や南部鶏、雑穀、ヤーコン、サケ、おからコンニャク、カマンベールチーズなど、地域の特産品を活用した計20種類のレトルトカレーをそろえる。ライスには盛岡市太田地域産の銘柄米「どんぴしゃり」を使う。

 そもそも同事業は、盛岡手づくり村内にあるレストラン「飛鳥」が冬の休業期間に入ることから、集客アップを目的に企画したもの。「レトルトカレーバー」は冬も通常通り営業する「産直マルシェ」の延長線上で営業する。

 同センターの佐々木雷蔵さんは「閑散期に施設をどのように有効利用するか職員全員で考えた企画。岩手にはたくさんの特産品を使ったレトルトカレーがあることを知ってほしい」とし、「カレーはレトルト食品の中でも歴史があるので、むしろ半端なものは売れないし残らない。その分、どれも気合いの入ったものばかり」と意気込む。「湯せんで温めるだけなので手間がかからないのも魅力」とも。
 鈴木英男局長は「3日間かけてスタッフ全員で試食したが、どれも美味しい」と太鼓判を押す。

 レトルトカレーの湯せんにかかる時間は4分~8分と意外に長く、同店の女性スタッフは「その時間を使って、盛岡の観光情報を伝えるなど有効に使いたい」と前向きだ。

 価格はレトルトカレーが315円~840円。ライスと漬け物(コーヒー付)のセットは200円追加。

 営業時間は11時~15時。来年2月28日まで。

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