わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺の盛岡三大麺を提供する飲食店を掲載した「MORIOKA麺マップ」の無料配布が、8月24日から盛岡市内で始まった。
マップの制作を手がけるのは2年前に盛岡三大麺を盛り上げる目的で設立された盛岡麺まつり実行委員会(盛岡市茶畑1、TEL 019-653-5222)。同会会長でわんこそばの東家店主の馬場暁彦氏のアイデアを元に具体化したという。
マップでは大通りや河南など盛岡を8つのエリアに分類し、分かりやすいランドマークとともに盛岡三大麺を提供する飲食店を色分けで掲載。観光客にも分かりやすいように、主なバスのルートとバス停も掲載した。
配布数は2万5000部。両面カラー刷り。サイズはA3の6つ折りサイズで、同様のガイドマップとしては小さめの作り。実行委員会の広報担当者は「屋外などで広げて使うものなので、適度な大きさにこだわった。折りたたんだ時に持ち運びにも便利なポケットサイズに仕上げた」と話している。
今年はNHK朝の連続ドラマ「どんど晴れ」で大きく取り上げられたこともあり、盛岡三大麺の中では「じゃじゃ麺」の売り上げが軒並み好調で、夏休み期間は連日、じゃじゃ麺店前に観光客の行列ができるほど。こうした影響に引っ張られる形でほかの麺類の売り上げもその好調ぶりが報道機関を通じて連日伝えられている。
同マップは盛岡市肴町のプラザおでってや盛岡駅にある北東北観光センターのほか、掲載された各飲食店で配布している。