ヨーロッパの輸入雑貨を中心に取り扱う雑貨店「La Bonbonni?re(ラ・ボンボニエール)」(盛岡市紺屋町、TEL 019-613-3245)が9月22日、オープンした。
同店は同市前九年に店舗を構えていたが、入居していたビルの解体に合わせて一時閉店。インターネットショップとイベント出店で営業を続け、盛岡でまた店を開きたいという思いから再オープンを決めた。
店長の野川明子(さやこ)さんは「前のお店は急に閉めてしまったこともあり、また何らかの形でお店を開きたい気持ちがあった。少し小さな店にはなったが、身近に感じて気軽に足を運んでもらえるような場所にしたい」と話す。
店名の「ラ・ボンボニエール」はフランス語で「キャンディー入れ」などといった意味を持つ。「女の子が見てかわいいと思うものをぎゅっと集めた店」をコンセプトに、服飾品や文具、食器、子ども用品などフランスやイギリスを中心としたヨーロッパからの輸入雑貨、ハンドメード作家による作品のほか、焼き菓子専門店「ラトリエルートブルーエ」のお菓子や「由井野菜園」の減農薬野菜(毎週土曜)など食品も取り扱う。
31日までミニイベント「秋の定番で楽しむファッションと食卓」を開催。テーマに合わせた食器やキッチン雑貨のほか、作家が1点1点手作りした作品などを販売する。
野川さんは「ラ・ボンボニエールは今年10年目を迎えた。これからの10年も街に溶け込みながら、少し変わったものを紹介していきたい。盛岡の秋ももう終盤なので、中津川沿いを散歩しながら遊びに来て」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~18時。火曜定休。