盛岡三大麺普及協議会は9月5日、「ニッポンめんサミットin盛岡2016」に合わせ、イベント会場などで使える「めんバーズカード」の販売を始めた。
同イベントは盛岡三大麺をはじめとする「盛岡の麺文化」を通して地域の食文化を見直し、「盛岡が麺の都」であることを改めて全国へアピールするもの。今年は第1回から30年目の節目を迎え、3回目の開催となる。「もりおか歴史文化館前広場」と「盛岡駅前滝の広場」を主会場に11月3日~6日、「麺」に関するさまざまな催し物が行われる。
2つの主会場では「めんくい屋台(仮称)」として、盛岡三大麺に加え北海道ラーメンや讃岐うどんなど全国各地のご当地麺を提供するほか、特設ステージでイベントを開催。「プラザおでって」ではパネルディスカッションやシンポジウムのほか、第1回のサミットで議長を務めた永六輔さんに関連したイベントを予定。中心市街地の商業施設や商店街でも物販などの関連イベントを行い、地域活性化にも力を入れる。
「めんバーズカード」は市内の商店などで使える「MORIO-Jカード」と連携したもの。各会場内の飲食ブースは食券制となり、会場内で食券を購入する際にカードの提示が必要となる。会場以外でも「盛岡三大麺普及協議会」会員店舗やめんサミット参加店舗で提示することで、店舗ごとにさまざまなサービスが受けられる。サミット終了後、余った食事券をMORIO-Jポイントに交換し、そのままMORIO-Jカードとしても使用できる。
同実行委員会委員長で東家社長の馬場暁彦さんは「盛岡だけではなく全国の麺が味わえるイベント。食べて、見て、参加して、いろいろな方法で楽しめる4日間にしたい。会場内で食べ比べるのはもちろんだが、盛岡の街を歩いて回るのも新しい麺との出合いがあると思う。麺好きなら来てほしい」と呼び掛ける。
めんバーズカードは会場内で使える食事券500円付きで、前売り=1,000円、当日=1,300円。プラザおでって、カワトク、フェザンなど市内各所で販売。イベント内容や参加店などの詳細はホームページで順次発表する。