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岩手で「イングレス」国体・大会開催記念ミッション キャンペーン企画も

市内県内では多くのプレーヤーがゲームを楽しむ

市内県内では多くのプレーヤーがゲームを楽しむ

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 岩手県は6月23日、位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」内で記念ミッションを公開し、「国体・大会×Ingressキャンペーン」を開始した。

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 同ゲームはスマートフォン向けアプリで、位置情報をたどりユーザーが実際に訪れることで陣地を取得していく「リアル陣取りゲーム」。岩手県では観光PR活用を目指し、2014年に研究会を発足。さまざまなイベントを企画し、観光PRや地域活性活動などにつなげてきた。

 今回の記念ミッションとキャンペーンは、スポーツの枠を越えて文化面からも国体を盛り上げる取り組みを展開する「国体・大会プラス」事業の一環として行われる。ゲームを通じて県内を周遊してもらい、国体・大会終了後も観光に訪れる「岩手ファン」を増やす試み。

 イングレスのミッションは、指定された「ポータル」を巡るスタンプラリーのようなもの。配信された記念ミッションは全12シリーズで、国体・大会の競技会場12カ所とその周辺6カ所に設定された「ポータル」を巡りながら、競技会場のほか周辺の観光スポットや主要駅などを散策する。ゲーム内でミッションクリアの証しとなる「ミッションメダル」は、各競技開催地の観光名所を背景に、国体・大会バージョンの「わんこきょうだい」のイラストが配置されたデザイン。県のキャッチコピー「黄金の國(くに)、いわて。」に合わせて金色の縁取りもされている。

 併せて実施するキャンペーン企画では、「国体・大会記念ミッション」の12シリーズ全てをクリア、または6シリーズをクリアした人に記念品を進呈する。応募はメールで受け付け、エージェント名とミッションメダルが分かるように撮影したゲーム画面のスクリーンショットが必要となる。

 岩手県秘書広報室室長で県庁ゲームノミクス研究会の保和衛さんは「ゲーム内での岩手の認知度も向上し、『イングレスといえば岩手』という声も少なくない。国体・大会の開催はとても貴重な機会。競技の応援はもちろん、県内各地の観光スポットにも訪れてゲームを楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 記念ミッションとキャンペーンの概要、応募方法は県公式ホームページ内の同研究会コーナーで確認できる。締め切りは10月31日。

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