盛岡駅前商店街振興組合が6月18日、「盛岡駅前開運!100縁商店街」を開催する。
「100円商店街」は、商店街の各店舗の店頭に100円商品を並べ販売するイベント。会計は店内で行うため、自然に店に足を運びこととなり、「お店に入りにくい」「何か買わないとお店から出られない」といったイメージを払しょくし、店舗を利用するきっかけづくりや商店街地域の活性化を目的として全国各地で行われている。
盛岡駅前商店街では「お客さんと商店街の縁をつなぐイベント」として、2008年にスタート。現在は4月から11月までの間、月1回のペースで開催。商店街の歩道を会場に、参加店が趣向を凝らした100円商品を販売している。同組合事務局の本多素雄さんは「お客さんとの縁をつなぐイベントだが、今は本来の形から変わってきてしまっているところもある。改めて少しずつ方向転換して、より良く、より楽しんでもらえるものにしていきたい」と話す。
50回目となる今回は、同商店街のマスコットキャラクター「開運かなえちゃん」と「開運たまえちゃん」を含めた5人のキャラクターが登場するミニキャラクターショーのほか、スタンプラリー、じゃんけん大会などの催し物も行う。岩手大学の学生と協力して制作した「飲食店マップ」もお披露目する予定。
本多さんは「駅前商店街は通過型商店街。他に目的地があって、その途中に訪れて、通り過ぎていく人が多い。100縁商店街を通して、たくさんの人にお店を利用するきっかけをつくってほしい。短い時間だが、いろいろな店が出店するので、ぜひ足を運んで」と呼び掛ける。
開催時間は11時~14時。