ブログ「盛岡さんぽ」とまちづくり団体「MORINOVA」が企画する「盛岡さんぽ会議」の2回目が3月18日、盛岡市内で行われた。
盛岡さんぽ会議は、「盛岡好きによる、盛岡をもっと楽しむためのざっくばらんな会議」。今回は不動産をテーマに、街中の遊休不動産や面白いスポットを探しながら散策をするトレジャーハンティングとトークセッションを開いた。
昼の部のトレジャーハンティングには、親子連れや学生など県内外から参加者約40人が参加。2チームに分かれて盛岡市材木町周辺の裏路地を中心に、気になった建物にどんな店があったらいいか、参加者に考えてもらいながら散策。リノベーションのアイデアを集めた。
秋田県鹿角市から参加した女性は「時々訪れる盛岡だが、あらためて裏路地を歩いてみて新しいことに気が付いた。昔ながらのものや変わったものがあって不思議な面も盛岡の魅力なのかなと思う。またゆっくり歩いてみたい」と話す。
夜の部は岩手県公会堂(内丸)で、東京R不動産の林厚見さん、co-ba KESENNUMAの杉浦恵一さんをゲストにトークセッションした。
「盛岡さんぽ」著者の浅野聡子さんは「トレジャーハンティングで盛岡に住んでいても普段知らない場所を知って、表と裏の通りの違いを感じたと思う。『こんな街にしたいね』という考えが積み重なって盛岡が楽しい街になればうれしい」と話す。
次回は5月17日に開催予定。