サッカーJ3のグルージャ盛岡2016年度の新体制発表会見がが1月15日、愛真館(盛岡市繋)で行われた。
チームの考えを熱弁する神川新監督(右)と髙崎新ヘッドコーチ(左)
会見では冒頭で臼井社長があいさつし、チームが一枚岩となって1年間戦うという意味を込め、今年のスローガンを「一岩(いちがん)」と発表。新体制への思いや目標を話した。
新たに同チームを率いることになったのは神川明彦監督。2004年から2013年まで明治大学サッカー部で監督を務め、日本代表の長友佑都(インテル)を送り出した人物。2007年と2010年に関東大学リーグ1部で優勝し、2009年には天皇杯で当時J1だったモンテディオ山形に勝利するなど、関東大学リーグの名将として知られる。
同監督にとってもJ3というプロの舞台は新たな挑戦となる。新体制で監督が掲げたのは「3原則の徹底」。運動量、球際の強さ、攻守の切り替えの早さを指しており、「勝つチームは必ずこれらで相手より勝っている」と熱弁。2016年シーズンの目標は「J3では7位以内、国体ではサッカー成年の部で優勝」と話した。
大学時代からの教え子で、今年同チームに新加入した鈴木選手と梅内選手は同監督の人柄について「普段は優しくて、サッカーに対する考えも大学時代から尊敬している」「とにかく熱い人。でもお酒が入ると、面倒くさい人なので(お酒の席では)関わりたくない」と話し笑いを誘った。