盛岡を紹介する本「盛岡さんぽ」の著者・浅野聡子さんが12月17日、岩手県公会堂(内丸11)21号室で「盛岡さんぽ会議 たのしむつながるもりおか」を開催する。
浅野さんは「盛岡さんぽ」を自費出版して1年で約5000冊を販売し、今年の秋には電子書籍での配信も始めた。出版1周年を記念して、盛岡さんぽのこれまでを振り返る記念トークを第1部で行う。
第2部では、「新しい場所の作り方」座談会と題して、ウェブマガジン「OSHU LIFE」(奥州市)の川島佳輔さんと街づくり会社「花巻家守舎」(花巻市)の小友康弘さんと共に、コワーキングスペースや地域との関わり方についてトークする。同イベントは、シェアオフィス・コワーキングスペースの開設を目指す「MORINOVA(モリノバ)」のキックオフイベントも兼ねており、浅野さんは「これまでは盛岡のすてきな場所を見つけていたけど、これからはいいなという場所づくりをして自分の好きな盛岡をつくっていきたい」と意気込む。
マクロビ料理を提供する「カラコマ」のケータリングを用意して交流会も開く。「盛岡の人は自分のまちが好きという人が多いので、こうしていきたいという意見が出る場になればうれしい。盛岡を面白くしたいという思いがある人、盛岡さんぽと一緒に語りましょう」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時30分~21時。参加費は3,500円。申し込みはインターネットで受け付ける。