盛岡市内の3商業施設で構成する「KMC(ケーエムシー)」が12月2日、共同開発プロジェクト「KMC×地域のつくり手 COLLABOTTLE」の販売を始める。
市中心部にある「川徳」「MOSS」「クロステラス」の3商業施設が、街中ににぎわいをつくろうと3年前から「KMC」としてフリーペーパーを発行。今回は、KMCの共同開発プロジェクトとして、盛岡近郊で手作り製品を販売する店とコラボレーションして新製品を開発。地元の店をリサーチして、人気の高い店を厳選。プロジェクトのためのオリジナル商品は、手作りのため限定数での販売となる。
オリジナル商品を入れるボトルは、環境保護を考え、何度もリユース可能なドイツ製ガラス保存容器「WECK」を採用。中身がなくなっても他の用途に使用ができるのも魅力の一つ。
カフェ・焼き菓子「CITRON(シトロン)」(北飯岡2)の大粒のブドウで食感が楽しめる「藤稔(ふじみのり)のコンフィチュール」(1,253円)やショウガの爽やかな風味が特徴的な「盛岡産紅玉のコンフィチュール」(896円)はすべて無添加の商品。「プティアクイーユ」(津志田中央3)の「菜園レバームース」(1,296円)は岩手県産鶏のレバーを口当たりなめらかなムースに。臭みもなくオレンジの香りもさわやかな一品。このほかに4事業者と提携してキャンドルやエアプランツなどの商品を用意する。11月27日発行のフリーペーパーでも商品を紹介している。
商品は、12月2日に川徳5階キッチン用品売り場で期間限定販売する。一部商品はクロステラス1階「花兵衛」でも販売。
川徳商品政策部専門職課長澤口淳さんは「カワトクとしても商品開発に携わるのは初めての試み。クリスマスのプレゼントにもおすすめなので、ぜひ手に取ってほしい」と話す。
販売は12月8日まで。