雑貨店「etmo(エトモ)」(盛岡市中ノ橋通1)が9月16日にオープンした。
店名の「エトモ」は絵描き友達の略で、「絵が描く人が発表でき、絵が好きな人が気軽に見に来られる場所」がコンセプト。イラストやデザインを通じて岩手に住む作家を知ってもらい、絵を愛する人、デザインを愛する人が集まれる場所を目指す。店主の佐原叶夜さんは「絵を描くのが好きなのもありネットショップやイベントなどを通じて作品を発表していたが、もっと気軽に集まってもらえる場所がほしいと思っていた。知り合った作家さんから『発表の場所が少ない』という声を聞いたのがオープンのきっかけになった」と話す。
取り扱うのは盛岡市内を中心に活動する作家の作品を中心に、県内外の作家がデザインした雑貨やクラフト作品など。佐原さんがイラストを描いたポストカードや手拭いも取り扱う。普段は絵を描かない人でも思わず手に取ってしまうような、気軽に楽しめるユニークな画材も取り扱っている。
店内には5坪の展示スペースも。同店のコンセプトに合っている作品であれば、プロアマ問わず誰でも利用できる。11月には、展示スペースを使ったカレンダー展が開催されるほか、今後は画材を使ったワークショップなど参加型のイベントも行う予定。
佐原さんは「ギャラリーのように敷居の高い場所ではないので、気軽に立ち寄ってほしい。作家さんの作品と触れ合って、イラストやデザインの楽しさを知ってもらい、盛岡の活性化につなげたい。絵を描くきっかけや、もっと好きになるきっかけにもなれれば」と話す。
営業時間は11時~19時。展示スペースやイベントの情報はホームページから確認できる。