オンライン位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」公式イベント「Ingress: First Saturday」が5月2日、プラザおでって(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。
イングレスは、米グーグル社が開発したスマートフォンの位置情報を利用した陣地取りゲームアプリ。主催する、岩手のイングレスユーザーコミュニティー「Ingress Iwate Japan」では現在参加者を募集している。
同イベントは世界規模で行われている「Ingress: First Saturday」の一環で、毎月第1週目の土曜日に世界各国の各地域コミュニティーで行われ、初心者とともにゲームを進行して当日にどれだけポイントを加算したかを地域ごとに競う。ユーザーで形成したコミュニティーがイベントを主催し、地域ごとのランキングも発表される。盛岡市での開催は今回が初めて。
岩手県ではこれまで、イングレス関連イベントを開催してきたことから、盛岡は地方都市では珍しくゲームの核となる「ポータル」が多く存在する。「ユーザーもじわじわと増えてきている」と同コミュニティー代表の伊藤力(つとむ)さん。「ポータルは現在、市内に800以上存在する」という。
イベントでは交流会のほか、上級者と初心者がペアになり、実際に市街地を歩きながらゲームを体験する「ブートキャンプ」を実施。初心者は上級者からゲームの進め方や楽しみ方を教わる。ゲームだけではなく、盛岡のおいしいものを味わってほしいとランチタイムも設け、ユーザー同士の交流も図る。
伊藤さんは「ゲームはいままで家の中でやるものだったが、イングレスは実際に外に出ないといけない。いろいろ歩き回るのが魅力」と話す。「ゲームに興味がある人や始めてみたい人には丁寧に教えるのでぜひ参加してほしい。ゲームの魅力を知ってもらえれば」と呼び掛ける。
参加費=500円。要事前申し込み。エントリーはGoogle+イベントページで受け付ける。
※お詫びと訂正。参加費の記述が無料となっていましたが、正しくは500円でした。読者の皆様に誤情報を提供しましたこと、同イベントの主催者・関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びして訂正いたします。