盛岡で「いわて缶詰力向上委員会」開催へ-缶詰通じてNPOと企業、市民が交流

震災後に開発され人気を得た「サヴァ缶」から、保存食としての缶詰の可能性を考える

震災後に開発され人気を得た「サヴァ缶」から、保存食としての缶詰の可能性を考える

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 NPO法人いわて連携復興センター(北上市、TEL 0197-72-6200)は3月28日、岩手の缶詰を通じた交流イベント「いわて缶詰力向上委員会」をKAKERU(盛岡市大沢川原3)で開催する。

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 岩手県内のNPOと企業、市民の連携を促進するプロジェクト「いわてトライアングッド」の一環として企画。昨年9月のプロジェクト始動から、イベント開催は4回目を数える。

 今年1月にNPO法人「フードバンク岩手」が設立され、保存食を生活困窮者へ寄付する活動の認知を広げる目的で、保存食でもある缶詰も取り扱う「岩手県産」と協力し開催。同社は、岩手発のおしゃれな缶詰として人気を得た「サヴァ缶」を震災後に開発した。

 イベントでは、「サヴァ缶」開発に至るまでのストーリーや、保存食である缶詰の寄付による支援活動の必要性を伝える。缶詰と県産食材を使用したオリジナル料理を楽しみながら缶詰に詰まった思いを聞き、意見交換で市民との交流を深める。

 いわて連携復興センターの伊藤大介さんは「お酒を交えながら、フランクな雰囲気でNPOや企業の話を聞いてもらえればうれしい。ぜひ参加してもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~。会費は3,000円(料理とフリードリンク付き)。要事前申し込み。

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