東日本大震災から4年を迎える3月11日、盛岡市で東日本大震災4周年行事「復興への誓い」が開催される。
同行事は盛岡広域8市町から成る盛岡首長懇談会主催で、震災から4年を迎える日に合わせ、盛岡市民が震災犠牲者の死を悼み復興への誓いを新たにしようと開催。今回で4回目を数える。国主催の追悼式典を中継、東日本大震災が起きた14時46分に合わせ黙とうをささげる。
同日は追悼イベント「祈りの灯火(ともしび)2015~これからも共に~」が盛岡城跡公園で行われる。当日は約1万個の灯籠が中学生や一般市民の手によってともされるほか、「復興マーケット」「復興屋台」「復興ステージ」などの催しも行われる。盛岡市と友好都市の沖縄県うるま市から提供されたモズクを使った「もずく雑炊」を当日500人に振る舞う。
運営する盛岡市総務部危機管理防災課の佐藤卓さんは「このイベントでは多くのボランティアが頑張ってくれている。市民の皆さんに一人でも多く会場に集まってもらい灯籠を見て思いを感じてもらえたら」と話す。
追悼式典は14時25分~15時。祈りの灯火は15時30分~19時。