岩手への移住を推進するプロジェクト「岩手移住計画」が2月28日、「岩手移住者交流会」をコミュニティーカフェ「KAKERU」(盛岡市大沢川原3)で開催する。
同プロジェクトは岩手への定住促進を目的に、岩手移住者や首都圏の岩手移住希望者の交流から岩手へのUIターン者のネットワークづくりを図っている。11月にはUIターン経験者や移住希望者を対象に、東京での交流イベントを「ジョブカフェいわて」「岩手×東京会議」と共催したほか、移住者へのアンケートを実施。岩手移住の実態についての「見える化」に取り組んだ。同イベントでは、移住者アンケートの結果をフィードバックするほか、参加者との交流会を開催する。
同プロジェクト代表の手塚さや香さんは、埼玉県出身で岩手県釜石市在住の岩手移住経験者。「1次産業が生活に近い安心感と四季のある風景、精神的にゆとりを持って生活できるのが岩手の魅力」と話す。「アンケート結果では、岩手での生活を満喫していない人が多かった。現在移住している人の岩手での生活を充実させることが必要。来ているからには楽しんでほしい」と思いを込める。
「岩手に興味を持っている人とすでに移住している人で交流しながら、定住につなげていきたい。岩手での暮らしを楽しみたいと思っている移住者に、まずは友達をつくりに来るつもりで気軽に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は、アンケート結果を公表する1部=15時半~。交流会の2部=17時30分~。参加料は、1部=500円、2部=3,500円。事前申し込みが必要で、フェイスブックとメールで受け付ける。