10月18日・19日の2日間、盛岡市内の商店街で「もりおかまちなか文化祭」が開催された。
盛岡市肴町のアーケード街で地元の学生、社会人らによる音楽、演劇、美術、写真のライブパフォーマンスや作品発表が行われた。実行委員長の川又恒介さんが、地元アーティストの発表の場を盛岡市中心部でも歴史の古い肴町・八幡町かいわいで行えないかと企画。会社勤めの傍ら今年の1月から準備を始め、商店街や街づくり団体の協力を得て開催にこぎ着けた。
北日本銀行肴町支店前の特設ステージでは2日間で16組の地元アーティストが演奏や歌声を披露。特設ステージ脇では絵を描く「ライブペイント」や写真作品の展示、近隣ビルの会場では演劇や朗読も行われた。商店街を利用する買い物客らは足を止めて作品展示やライブパフォーマンスを鑑賞していた。
川又さんは「参加した人たちが刺激を受けて新しいことを始めるきっかけになれば。今後も継続して開催していきたい」と意気込む。