盛岡市にある「高松の池」好きが集まり、高松の池を題材に映画を製作した。7月20日にカフェカムオン(盛岡市高松1、TEL 019-663-7270)で行う「たかまつ手づくり映画祭」で披露する。主催はたかまつ手づくり映画祭実行委員会。
同実行委員会代表の小田中卓也さんが、学生時代に製作した8ミリフィルムの作品を映画ファンの仲間たちに向けて上映したところ、仲間から「映画を撮ってみたい」という声が上がったのがきっかけ。小田中さん以外は初めての映画製作だったが、仲間でよく集まる場所「高松の池」をテーマにそれぞれが映画を作ることになり、今年の春から製作を始め6作品が完成。公開する場を設けようと、同映画祭を企画した。
同映画祭では、高松商店街を盛り上げたいという思いが込められた「heart blooms town TAKAMATSU」(村上洋樹・桜ひろこ監督)や、犬目線で高松の池を描いた「さんぽ」(さんりく監督)など15分程度のショートムービー6作品を公開。上映後にはそれぞれの監督が作品への思いなどを語る。
小田中さんは「監督の高松の池に対する思いやアプローチの違いを見てもらいたい。『映画って気軽に作れるんだ、自分も撮ってみようかな』という動きにつながれば面白い」と話す。
上映は16時~。料金は前売り券=500円、当日=600円。チケットはカフェカムオンで販売する。