希望郷いわて国体・希望郷いわて大会実行委員会(盛岡市内丸、TEL 019-629-6491)は、国体参加者らに提供する料理レシピを募る「『おもてなし』料理コンテスト」の募集を6月2日から始めた。
昨年の国体本大会参加者は約13万5000人。秋冬の完全国体となる「希望郷いわて国体」ではそれ以上の参加者が見込まれており、参加者らに宿泊施設などで提供する創作料理を一般公募する。大会参加者を食の面から支え、岩手の食文化を発信するのが狙い
「主食の部」「おかず・汁物の部」「おやつ・デザートの部」の3つの部門に分かれ、いずれも県産農林水産物を使用することが条件。応募資格は、県内在住、または通勤の個人かグループに限る。独創性や岩手らしさ、調理方法や栄養バランスで審査し、入選した作品は献立の手引きとなる「標準献立レシピ集」に掲載する。
同実行委員会事務局グループリーダー村上正さんは「岩手で開催する国体ということで、他県の方にも岩手の素材を味わってもらいたい。岩手らしさが出ているもの、斬新なアイデアが出てくればうれしい」と期待を寄せる。
応募締め切りは8月20日。