盛岡にコミュニティーカフェ「KAKERU」(盛岡市大沢川原3、TEL 019-613-8485)が5月30日にオープンする。
震災後、岩手の若者を盛り上げようと復興支援に関わる有志で活動を始めた「岩手若手会議」から派生した会社「Next Cabinet IWATE」が運営。「せっかく集まった岩手の才能を何かしらの形にしたい」との思いから、同社社長の伊藤大介さんと30代のスタッフ4人でスタートする。店名の「KAKERU」には、「お店でいろんなものが掛け合い新しい事が生まれることで岩手が面白くなれば」との願いを込めた。
席数は40席で、立食形式では50人まで収容。フリーのWi-Fiと電源がありコワーキングスペースとしての利用も可能。プロジェクターも用意しており、セミナーや講演会にも応じる。食を通じての復興支援を考え、三陸の食材を使用したメニューを提供。さまざまな要望に応じて柔軟に対応していきたいという。
伊藤さんは「岩手の魅力や面白さを発信する拠点になればうれしい。ここできっかけをつくって、何か『面白い』を創発するような出会いにつながれば」と話す。
営業時間は11時~23時。