盛岡城跡公園で3月9日、東日本大震災の犠牲者追悼イベント「東日本大震災 祈りの灯火(ともしび)2014~想いつないで~」が行われた。主催は盛岡広域首長懇談会。
宮古市や盛岡市内で行われたワークショップや盛岡広域市町の小中学校で制作された牛乳パック灯ろうや、全国各地から震災復興や犠牲者追悼の思いが込められた灯ろうが寄せられた。
当日は、約250人のボランティアにより1万1000個の灯ろうに火がともされ、中津川河川敷には「3.11おもいつないで」の文字がろうそくで浮かび上がった。谷藤裕明盛岡市長は「皆で心を一つにし、復興へ向かい合っていきたい」とあいさつ。
祈りの灯火実行委員会の立花有彩さんは「たくさんのボランティアのおかげで、頂いた灯ろう全てに火をともすことができた。東日本大震災で犠牲になられた方を追悼するとともに、復興に向けた思いをつないでいけたら」と話した。