盛岡市鉈屋町の町屋で3月4日、「大人の食育in盛岡」が行われ15人が参加した。
イベントはNPO法人「みちのく6次産業プラットフォーム」(仙台市)、「ホップス」(盛岡市本宮1)、「浅沼醤油店」(盛岡市中ノ橋通1)が主催。宮城、山形で同様のイベントを開催する同NPOが開いた「農商工連携プロデューサー育成塾」の盛岡在住の卒業生らが協力し、盛岡での初開催となった。
会場となった「大慈清水お休み処」(盛岡市鉈屋町3)で、「岩手の粉文化」「岩手の食について」「エゴマを使った事例」の座学と「まめぶ汁」と「じゃじゃ麺」の調理・実食が行われた。「まめぶ」作りでは製麺所の担当者が直接指導。「プロは1時間に150個作る」という話に参加者は一様に驚いていた。
同NPOの畠山洋平事務局長は「今後は東北全県で同様のイベントを開いていきたい。東北の食文化を通じて農業、加工業の活性化につなげていければ」と話す。