岩手負けるもんかプロジェクト実行委員会が5月3日、盛岡市大通でイベント「5月3日は大通りへ行こう」を開催する。
出店は駄菓子屋からITサービス、マクロビ料理や整体も出店する
サンビルからミスタードーナツまでの区間で行う同イベント。出店は40店を予定。書店や菓子店、裂き織りや手芸品を扱う市内の店、ハンドマッサージやボディージュエリー、整体や占いといったさまざまなジャンルの店が並ぶ。フリーマーケットや机を一つのブースに見立てたチャレンジショップも出店。イベント内ではチラシ1000枚を配布。持参すると掲載店でのサービスが受けられる。出店料・出店者からの寄付とチラシ掲載料などの売り上げは被災地支援に役立てられる。
同実行委員会は岩手県商工会連合会が行ってきた「創業塾」のOB5人で構成。東日本大震災で各種イベントが自粛・中止になる中、盛岡市街地に震災前の活気を取り戻すことと、被災地の子どもたちへ支援することを趣旨としたイベントを2011年から始めた。2011年には山田町の小学生親子20組をバスツアーに招待。昨年は大槌町の小学校4校に寄付した。今年の収益は釜石市鵜住居の仮設校舎で授業を行っている小学校に寄付する予定だ。
実行委員会の高橋久美子さんは「出店される方々もチラシに名前を連ねる方々も趣旨に賛同して参加してくれている。今後もずっと続け、5月3日といえば大通に行こうといわれるイベントにしていきたい」と話す。「学校の文化祭のようなイベント。出店者もお客さんも楽しむことが支援につながると感じてもらえれば。ぜひ大通を楽しんでほしい」と同委員会の高橋真樹さん。
開催時間は、大通が歩行者天国となる11時~18時。雨天開催。