盛岡商工会議所地域復興チーム(TEL 019-624-5880)は6月1日~30日、もりおか街なかゼミナール(もりゼミ)を開催する。
全国に広がる「まちゼミ」は、一般市民を受講生とし、店主やスタッフが講師となりプロならではのコツなどを教える講習会を「まちぐるみ」で行うゼミのこと。一つの講義あたりの受講生は2から10人程度の少人数制だ。もりゼミでは盛岡市街地の各商店街、店の魅力を市民に周知することを目的として開催。岩手県内では初めての取り組みとなる。
現在、参加店を募集している。講演および説明会は4月16日盛岡商工会議所(盛岡市清水町)で行われ、実施における留意点などの説明を行う。希望すれば、人前で話す店舗スタッフのための話し方指導なども行う。
盛岡市街地の商店や事業所を中心に、商工会や商店街組織に属している店が対象。店の特徴を理解してもらうため、講義は原則講師の所属店舗で行う。
地域復興チーム産業振興グループでは「お店の強みや専門性をお客さんに知ってもらえる絶好の機会。店主やスタッフのこだわりを惜しみなく、深く伝えられる絶好のチャンス。参加店にはお客さまである受講者の満足に徹してもらいたい」と話す。
参加店舗の登録などは無料、応募方法は専用のもりゼミ実施要項送付希望連絡票に記入の上、FAXで送付。募集締め切りは4月24日。
受講希望者は講座を行う店に直接連絡し、予約が必要。原則無料だが、講座によっては材料費がかかるものもある。講義内容は後日「もりゼミ」専用ホームページで発表する予定。