みちのくプロレス（滝沢村大釜）所属のプロレスラー、気仙・沼ジローラモさんが11月、デビュー20周年を迎えた。

支援者から送られた石の記念品

　気仙さんは、みちのくプロレスの旗揚げメンバーで、1992年に米河彰大としてデビュー。その後「ヨネ原人」として数々の地元CMに出演するなど人気者となった。一度、引退しているが、気仙沼二郎としてカムバック。演歌歌手レスラーとしてCD「俺の海」をリリースし、イベントにも多数出演。今年7月、名前をかけた試合で敗れ、現在の名前となった。

　気仙さんは、キャラクターの強さが目立つが、メキシコ留学も経験している実力あるレスラー。東京でのビッグマッチにも出場し存在感を示してきた。現在は東北タッグ王者。

　12月15日に大釜幼稚園体育館で行われた記念パーティーでは、支援者約80人が集まり、記念試合、過去の試合上映、歌の披露が行われた。同パーティーで気仙さんは「（ザ・グレート・）サスケと共にこれまでやってきた。皆さんにやめろと言われるまで、命がある限りみちのくプロレスのレスラーであり続ける。引退をすることはない。これからも支援をよろしく」と涙を浮かべ、リング上から頭を下げた。