岩手の馬事文化や岩手競馬の魅力を全国へ発信しようと県の馬事文化情報発信事業の一環として10月、フリーマガジン「馬と人」が刊行された。
同事業は、馬事文化と岩手競馬の情報発信を目的にデカルト(盛岡市中央通3 TEL 019-606-1070)の委託事業として今年5月に始まった。同社は情報誌のほか、フェイスブックとサイトを連動させた情報発信を計画。8月に「馬と人 いわてと馬があいますね!」フェイスブックページをオープンし、10月3日には「馬と人」ホームページを仮オープンした。
同誌は、B5変形版サイズ24ページで1万部を発行。現在県内をはじめ全国各地で配布している。岩手の馬事文化と歴史を紹介するほか、いわて「馬と人」マップ、岩手競馬のジョッキー名鑑、岩手の競馬場などを紹介している。
岩手県農林水産部競馬改革推進室の小野綾子さんは「この事業をきっかけに、岩手競馬は岩手馬事文化の歴史の中でも最先端のものであることを認識してもらい、競馬に関わる人や馬事の歴史などトータルでの馬事文化を多くの人に知ってもらいたい」と同事業に期待を寄せる。
今後はフェイスブックで最新情報を提供しながら、ホームページも随時更新していく。