キムチ納豆ラーメンの「柳家」(盛岡市大通2)と盛岡納豆を製造する「丸勘商店」(八幡平市)、農事組合法人「ゆいっこの里犬草」(紫波町)の3事業所が共同開発した「おかずキムチ納豆」が8月10日、発売された。
同商品は、「ゆいっこの里犬草」が紫波で収穫した味が濃く風味のいい大豆を丸勘商店が1921(大正10)年から築いてきた技術で納豆に加工、低温乾燥してうま味を凝縮した柳家のキムチを一緒にした。
柳家の「キムチ納豆ラーメン」に丸勘商店が製造する「盛岡納豆」を使っていることから、今回の商品開発につながった。ゆいっこの里犬草の大豆は味も濃いことから納豆の材料として採用。柳家の「地元企業の技術と素材でいいものを作りたい」という思いから同商品が生まれた。
商品開発に関わった柳家の槻舘さんは「大豆のおいしさを味わってほしい。今までにない納豆なのでぜひ食べていただければ」と話す。
価格は150円。オガール紫波の産直「紫波マルシェ」で扱うほか、ジョイス各店でも販売している。