さんさ踊りで浴衣の着付けサービス-「ゆかた駆け込み寺」

昨年のゆかた駆け込み寺の様子。若い人から50代、60代まで幅広い利用がある

昨年のゆかた駆け込み寺の様子。若い人から50代、60代まで幅広い利用がある

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 NPO法人JOY(盛岡市北松園2、TEL 019-601-2270)は、8月1日から行われる「盛岡さんさ踊り」の期間中、「ゆかた駆け込み寺」と題して浴衣の着付けサービスを行う。着付け会場には「さんさ踊り」のスタート地点に近い岩手県公会堂の1室を利用する。

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 昨年から行われているこの試みは、岩手県の歴史的建造物で今もなお一般に使用されている岩手公会堂(内丸)の利用促進を目的に同NPO法人が企画したもの。理事長の畠山博行さんは取り組みのきっかけについて、「さんさ踊りで(一般市民も飛び入りで参加できる)輪踊りに参加したいが、浴衣でなければ参加しにくいので、会場の近くで着付けしてくれるところがあると利用したい、という市民の声が挙がっていたのが大きい」と話す。

 最近の浴衣の傾向について、着付けを担当する深澤麻路さんは「レースを帯にはさんだり、流行のビーズアクセサリーを帯留めに使ったり、かなり洋風のアレンジが取り入れられている。幾何学的な柄模様のデザインも多い。いろいろな柄の浴衣で短い盛岡の夏を彩ってほしい」と話す。

 昨年は約60人の利用があった。今年もすでに30以上の予約が入っており、さらに利用者の増加が見込まれるという。着付け料金は1,500円、お直しが500円。サービスは、期間中の15時~20時。当日の「飛び込み」も受け付ける。

NPO法人(特定非営利活動法人)JOY

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