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盛岡の老舗書店が老舗百貨店に初出店-駅前SC店との統廃合進める

オープニングフェアとして郷土のミステリーを集めたコーナーを設置する

オープニングフェアとして郷土のミステリーを集めたコーナーを設置する

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 明治創業の老舗書店「東山堂」(盛岡市中の橋通1)が3月12日、市内の百貨店「パルクアベニュー・カワトク」(菜園1)にカワトク店をプレオープンした。同百貨店への出店は初めて。

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 同店は2月末まで営業していた丸善盛岡店の跡にそのまま出店し、4月8日にマックスバリュー盛岡駅前北通店を閉店するなど店舗の統廃合を進める。

 オープニングフェアとして、小説の帯の宣伝コピーを執筆するなど書評家としても知られるイオンモール盛岡南店ストアチーフの横矢浩司さんが推薦する郷土のミステリー作家フェアを展開する。

 同店は内装や棚のレイアウトなどほぼ丸善の状態を踏襲するが、「今後は各店のおすすめ本や出版社ごとにフェアを行うなど、積極的に読者にアピールしていきたい」と販売部部長の太田孝さん。「先日同じフロアにオープンしたロフトや物産展など催事目当ての客も取り込んでいきたい」と意気込む。

 営業時間はパルクアベニュー・カワトクに準ずる。グランドオープンは今月17日。

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