盛岡のカフェで「消しゴムはんこ展」-創作の原点はリサイクル

カフェのカウンター近くに設けられたコーナーで販売する消しゴムはんこ

カフェのカウンター近くに設けられたコーナーで販売する消しゴムはんこ

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 岩手県公会堂内(盛岡市内丸)にあるカフェ「内丸茶房」で12月1日、「tohoの消しゴムはんこ展2011」が始まった。

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 カップやワイングラスなど器や家のシルエットをデザインした消しゴムはんこを作るのは、tohoこと山本恵未さん。6年前、イラストの勉強の延長線上で、消し心地の悪かった消しゴムのリサイクルも兼ねて始めたのがきっかけ。今ははがき大の消しゴムを適当な大きさに切り、1作品を1~2時間で仕上げるという。作品は大きさによって1個300円~1,300円で販売する。

 「自分が欲しいけど、なかなか手に入れられないものをモチーフにした」と山本さん。「最初は売る気もなかった。デザインがかわいいと言って買ってくれるけど、いずれ壊れるものなので、ちょっと申し訳ない気も…」とはにかむ。

 削り取った残りも余さず小さな「作品」に仕立てるのがモットー。「何せ、きっかけはリサイクルなので」とも。期間中も作品作りに取り組み、増やしているという。

 営業時間は10時~17時。土曜・日曜と第3月曜定休。今月22日まで。

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