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盛岡の食堂で初めてのギフトフェア 箱と瓶に食べ物を詰めて

大きめの箱にはクッキーのほかフィナンシェなどの焼き菓子5種が入る

大きめの箱にはクッキーのほかフィナンシェなどの焼き菓子5種が入る

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 「エピスリーシトロン」(盛岡市肴町)で現在、企画展「ハコモノ ビンモノ」が開催されている。

小の箱にはかわいらしいアイシングクッキーやプチマフィンなど3種のお菓子が入る

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 同店は総菜や焼き菓子の販売を行うほか、定食などを提供する食堂を併設。今年5月に同市北飯岡から現在の場所に移転して半年がたつ。普段提供している総菜や焼き菓子は作りたてで、保存料なども使用していないため日持ちがしない。予約を受けて土産用の焼き菓子などを作ることはあったが、同店店長の小野寺摂子さんは「日常的に土産として使える品を店頭に置きたい」と考えていたという。

 「冬は何かと贈り物をする機会が多いと思う。お店に来る皆さんからも手土産にできるものが欲しいという声が多く、いずれは土産品に挑戦したいという気持ちもあった。移転から半年たち、企画展という形でようやく実現できた」と話す。

 イベントは前半と後半の2回に分け、前半は箱を使った「ハコモノ」、後半は瓶を使った「ビンモノ」をそろえる。「ハコモノ」はクッキーをはじめとする焼き菓子が中心で、大・中・小の大きさ別に用意。小と中には3種類、大には5種類の菓子が詰め込まれ、素材を生かした素朴なクッキーとプチマフィンやロシアンケーキ、ジャムバーといった食べ応えのある焼き菓子を組み合わせた。ギフト用の菓子は過剰な包装のものが多いことから、さまざまな場面で使えるように包装もシンプルなものにこだわった。

 後半の「ビンモノ」は季節の素材を使ったコンフィチュールやご飯のお供、リンゴジュースなどを予定。お歳暮にも使えるような内容を考えているという。

 小野寺さんは「誰かにプレゼントするのはもちろんだかが、自分用のご褒美ギフトにも選んでもらえたらうれしい。贈ってうれしい、もらってうれしい、食べておいしい、シトロンらしいギフトを発信したい。店舗に遊びに来て」と呼び掛ける。

 開催期間は「ハコモノ」=11月4日まで、「ビンモノ」=11月23日~12月2日。営業時間は11時~19時(月曜は17時まで)。日曜定休。

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