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ロケ地・盛岡で「3月のライオン」舞台あいさつ 大友啓史監督・神木隆之介さん思い出語る

達増県知事から大友監督と神木さんへ花束が贈られた

達増県知事から大友監督と神木さんへ花束が贈られた

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 現在全国公開中の映画「3月のライオン」の公開記念舞台あいさつが3月25日、フォーラム盛岡(盛岡市大通2)で行われた。

「盛岡では心地よく撮影できた」と思い出を語る神木さん

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 同作品は羽海野チカさんによる漫画が原作の実写映画。盛岡出身の大友啓史さんが監督を務め、昨年6月に盛岡での撮影が行われた。舞台あいさつには大友監督と、主人公・桐山零役の神木隆之介さんが登壇。会場に集まったファンが横断幕などを掲げて2人を迎えた。

 大友監督は「盛岡の皆さんにはいつも作品を応援していただいて本当に感謝している。今回は盛岡でも撮影できた。この映画は皆さんの作品でもあるので、大友組の一員として楽しんでもらいたい」とあいさつ。地元での撮影については「盛岡で撮影したシーンは、原作でも盛岡が舞台になっている場面。盛岡出身の僕が地元をロケ地に選んでしまうとひいきになってしまう。盛岡を含めた全国の候補地を回りながらスタッフと話し合って、やはり盛岡がいいということになった。実力で選ばれたので胸を張ってほしい」と話した。

 神木さんは「今日もおかえりと迎えていただいてうれしい。駅に着くと撮影の頃を思い出して懐かしく感じる」と話し、「南昌荘」で撮影した対局シーンについて「本当にきれいですてきな場所で、心地よく撮影できた。たくさん対局シーンを撮ってきたが、こんなに気持ちよく撮影できた場所はあまりないと思う」と思い出を振り返った。

 後半では達増拓也県知事が登壇。2人に花束を贈呈し、盛岡で撮影したことについての感謝を伝えた。最後は会場に集まった観客とのフォトセッションとなり、神木さんが自ら自撮り棒を持つと歓声が上がった。

 4月22日に公開する後編の魅力について神木さんは「テーマが闘いの前編・愛の後編となっていて、全く雰囲気が違う作品になっている。前編は手に汗握る物語だが、後編はみそ汁を飲んだ後のようにほっとした温かい気持ちになれる映画。登場する棋士たちの生きざまをぜひ見てもらいたい」と話す。大友監督は「前編は男たちの闘いを描いたが、後編は女性たちが立ち向かう姿も見どころになっている。それぞれのキャラクターが自分に必要なものを求めて戦う。後編には盛岡で撮影した場面が登場するので、見届けてもらいたい」と呼び掛ける。

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