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岩手・紫波道の駅でオリジナルクレープ 地元の食材ふんだんに

「和風プリン」(630円)は盛り付けにもこだわった一品

「和風プリン」(630円)は盛り付けにもこだわった一品

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 道の駅紫波レストランかりん亭(紫波町)で、春のわくわくクレープの提供が始まった。

「もっちりハムカツ」(630円)はハムカツ1枚とたっぷりの野菜を包んだ

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 同メニューは同町産や県内産の食材を使ったスイーツメニューを作りたいという思いから考案されたもの。レストランとしてだけではなく、喫茶店のような感覚で同店を利用してもらいたいという思いもあり、クレープを提供することとなった。

 店長の橘純也さんは「完成まで半年以上かかったが、お客さまからも好評でうれしい。紫波と県内のおいしい食材をふんだんに使った、当店ならではのクレープになった」と話す。

 クレープは盛岡市の料理研究家の小野寺恵さんが監修。生地には同町の浅沼養鶏場の卵と西和賀町の「湯田牛乳」を使い、もちもちとした食感に仕上げた。同市にある喫茶店「いなだ珈琲舎」の協力もあり、同店で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使ったコーヒーが付く。

 提供するクレープは「もっちりハムカツ」(コーヒー付き680円)と「和風プリン」(コーヒーまたは緑茶付き630円)の2種類。「もっちりハムカツ」は同レストラン人気メニュー「もっちりハムカツ」を野菜と一緒に包んだボリュームたっぷりのクレープ。ソースにも同町産のフルーツを使った「フルーツたっぷりしあわせソース」を使い、生地の甘さ、ハムカツの塩気、ソースの酸味のバランスが取れた一品となっている。「和風プリン」は、自家製プリンと自家製スポンジケーキ、あんこ、黒みつを生地で包み、抹茶をトッピングしたデザートクレープ。季節の果物と「たのはた牛乳」を使ったソフトクリームも添えられ、一緒に食べることで違った味を楽しめる。

橘さんは「和と洋、総菜とスイーツ、どちらのクレープも意外な組み合わせが楽しいメニューで、コーヒーとの相性も良い。ゴールデンウィークも近く、遠くに出掛ける際にぜひ立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。クレープは数量限定で、提供時間は14時~17時。

 営業時間は11時~17時(ラストオーダー)。

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