「雫石地区雪灯（あか）りの日を作ろうチーム」は2月11日、「世界アルペン記念公園」（雫石町千田刈）で「第1回雫石町雪灯り」を開催する。

　同チームは同町雫石地区の住民らが地域の課題や地域づくりについて話し合う「雫石地区地域づくり会議」による有志団体。冬季の公園利用者が少ないことから、子どもたちの楽しみや町内外の交流につながるイベントとして企画した。昨年の夏から準備を進め、12月には親子でキャンドルを作るワークショップを実施。1月にはプレイベントとして「雪灯り」の製作実験を行った。

　イベント当日は会場に「雪灯りコーナー」を設け、1000個を目標に製作。同町のご当地グルメ「雫石スープカレー」を先着200人に振る舞う予定。

　同町企画財政課の藤原瑞枝さんは「これまで話し合いを重ねてきた中で、住民の皆さんの意気込みをひしひしと感じる。町内の皆さんはもちろん、町外や県外から訪れる人にも冬の雫石を一緒に楽しんでもらおうと準備を行ってきた。ぜひ足を運んで」と呼び掛ける。

　点灯時間は16時～20時。