岩手版「ご当地婚姻届」 デザインに岩手の魅力ちりばめ

岩手県の「ご当地婚姻届」市町村提出用見本

岩手県の「ご当地婚姻届」市町村提出用見本

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 岩手県は1月10日、リクルートマーケティングパートナーズ(東京都中央区)が企画制作する結婚情報誌「ゼクシィ」とコラボレーションした、「ご当地婚姻届」のダウンロードサービスを開始した。

手元に残せる「ふたりの記念用」も

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 同社では、全国の自治体とコラボしたオリジナルの婚姻届がダウンロードできる「まちキュン・ご当地婚姻届」を2014年7月から展開し、各地の名所やキャラクターなどのモチーフがちりばめられたデザインや、窓口まで行かずに婚姻届が手に入る利便性などが人気となっている。岩手県は40番目の参画自治体となる。

 婚姻届のデザインは世界遺産「平泉」の風景を中心に、岩手山と一本桜、三陸海岸、橋野高炉跡といった県内各地の名所をちりばめた。SL銀河と三陸鉄道もモチーフに取り入れ、結婚する2人が岩手の豊かな自然や遺跡を巡る旅を楽しむイメージに仕上げた。正式な様式であれば、全国どの市町村でも利用することができるため、県の魅力発信も兼ねる。

 婚姻届はホームページからのダウンロードのみで、窓口での配布は行わない。「市町村提出用」と「ふたりの記念用」の2枚セットで、A3サイズで印刷もしくは拡大コピーして使用できる。

 同県保健福祉部子ども子育て支援課結婚支援担当の田中聡さんは「ダウンロードが始まり、使用したいという問い合わせも増えてきている。県内だけではなく県外に住む人にも使ってもらえるのがご当地婚姻届の魅力。岩手出身の人や縁がある人はもちろん、岩手が好きだという皆さんにも使ってもらいたい。2人の大切な記念と新しい生活のスタートに、ぜひ岩手のものを使って」と呼び掛ける。

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