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盛岡駅ビルにベーカリー&カフェ 「岩手のおいしい輪」を盛岡から発信

「銀河堂1890」外観

「銀河堂1890」外観

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 盛岡駅ビルフェザン(盛岡市駅前通)南館1階に9月28日、盛岡・岩手の食の魅力を発信するスイーツ&ベーカリーカフェ「銀河堂1890(イチハチキュウゼロ)」がオープンする。

県産小麦を使用したパンが並ぶベーカリーコーナー

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 同ビルは「南部モダン」をデザインテーマに「盛岡・岩手の魅力」を県内外へ伝える駅ビルを目指して、南館のリニューアルを進めている。その中で同店はホテルメトロポリタン盛岡と連動し、6次産業の活性化や地元ブランド・特産品などの発信源として中心的役割を担っていく。

 同店は「盛岡発のブランドであること・流行を追うものではないこと・地域をつなぐこと・日常に寄り添うこと」がコンセプト。店名の「1890」は盛岡駅が開業した1890(和暦)年にちなみ、自然が育む豊かな実りと作り手の思いを、夜空と大地をつなぐ「天の川銀河」に乗せて多くの人々に広く届けていきたいという願いを込めて「銀河堂」と命名した。

 同店の商品は県産食材を使用したパンとスイーツがメイン。ベーカリーコーナーには県産小麦を使った「銀河堂食パン」やデニッシュなどが並ぶ。スイーツは県産卵と田野畑村の「山地酪農牛乳」を使った「銀河堂プリン」や浄法寺産の漆の蜂蜜を使った「銀河堂ロール」のほか季節の果物を使ったタルトやケーキを提供する。店内にはイートインスペース約30席を用意。パスタやサンドイッチ、トーストなどの軽食やコーヒーなどのドリンクメニューも楽しめる。

 26日に行われた内覧会で、盛岡ターミナルビルの田口信之社長は「県内外の人が毎日訪れる駅から、岩手にはおいしいものがたくさんあるという情報と魅力を発信し、『おいしい輪』をつないでいく。盛岡の地にしっかりと根差した店を目指して、たくさんの人から来たいと思ってもらえるような場所にしたい」とあいさつした。

 営業時間は7時~21時(初日は9時~)。

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