盛岡の酒造会社、日本酒成分の入浴剤発売-保湿効果で女性ターゲットに

盛岡の酒造メーカー「あさ開」が発売した「酒屋の酒風呂」。

盛岡の酒造メーカー「あさ開」が発売した「酒屋の酒風呂」。

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 盛岡の酒造会社「あさ開」(盛岡市大慈寺町)は昨年末、日本酒の素材を使った入浴剤「酒屋の酒風呂」を発売した。

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 岩手県でとれた無農薬米の「ひとめぼれ」で仕込んだ日本酒「特別純米酒 きもと造り」から摘出したコメ発酵エキスを主成分に、ユズエキスを加えたバスミルクタイプの入浴剤。コメ発酵エキスに含まれる日本酒と同種のアミノ酸が、肌の保湿効果を高めるほか、ユズエキスの効果による肌への潤いを与えるのが特徴だという。

 ちなみに、品名は「酒風呂」だが日本酒のにおいはしないという。今後はユズ以外にも、季節感のある香りのラインナップやコメ発酵エキスを使った保湿クリームを開発する計画。

 同社広報担当者は「ユズの香りが気分をリラックスさせてくれる。潤いと保湿効果があるので、女性の肌の手入れにおすすめしたい」と話す。

 1包の内容量は30ミリリットルで、色は乳白色。価格は1包=267円、12包=3,204円。県内はカワトク、盛岡駅フェザン内みちのく酒販、花巻空港内、あさ開地酒物産館で、県外は首都圏の東急ハンズ各店、ロフト仙台と首都圏各店で販売する。

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