岩手県内の民放4局は9月24日、2011年の世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」を応援する「チーム平泉」を結成した。

平泉の世界遺産登録を応援する岩手県の達増知事

　同日、千葉絢子アナ（岩手めんこいテレビ）、瀬谷佳子アナ（IBC岩手放送）、蔦京平アナ（テレビ岩手）、畑山綾乃アナ（岩手朝日テレビ）らキャンペーンの応援隊となる各局アナウンサーが、岩手県庁で達増知事にチーム結成を報告し、世界遺産登録への気運醸成を誓った。

　報告会は、今月26日から実施する「『平泉の文化遺産』世界遺産登録応援キャンペーン」のキックオフ企画として、県と民放各局が合同で行ったもの。来年3月まで、各局アナが旗振り役となり、特別番組やウェブTＶ（26日開設）、駅構内でのポスター掲示などで、県民に世界遺産登録への応援を訴える。

　用意されたキャンペーンフラッグに応援メッセージを寄せた達増知事は、各局アナを前に「平泉の世界遺産登録に向けて県民を盛り上げてほしい」と改めて要請した。

　同キャンペーンでは、10月3日に同文化遺産を構成する観自在王院跡（平泉町）で世界遺産登録祈念イベントを開催するほか、各局アナがガイド役として同行する「平泉日帰りバスツアー」（実施＝JR東日本）も同日実施する。

　イベントに関する問い合わせは、キャンペーン事務局（TEL 019-624-6384）まで。バスツアーの募集は9月28日までで、問い合わせはびゅう予約センター（TEL 0120-489-791）まで。