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「盛岡小さな博物館」に南部鉄器「鈴木盛久工房」-中心市街地の活性化狙う
(2009年03月17日)
南部鉄器の老舗工房「鈴木盛久工房」(盛岡市南大通1、TEL 019-622-3809)が3月17日、「盛岡小さな博物館」に指定された。同日、盛岡市観光課から同工房「15代・鈴木盛久」の熊谷志衣子さんに指定認定書が贈られた。
「盛岡小さな博物館」は、市内で手作りの良さを伝える工房や製造所を市民や観光客に紹介する文化・観光振興事業。2000年から、盛岡市産業まつり実行委員会が実施し、これまで染め物やホームスパン、製靴、楽器制作、駄菓子など、鈴木盛久工房を含めて計21カ所を指定した。いずれの工房も観覧は無料で、修学旅行の自主研修などにも活用されるなど、昨年は延べ約1万2,000人の見物客を集めた。
同工房は1625年に南部家の御用鋳物師として創業。400年近くにわたり南部鉄器の伝統技法を受け継ぐ老舗工房で、先々代の13代・鈴木盛久は国の無形文化財(人間国宝)にも指定された。
15代目を受け継ぐ熊谷さんは「南部鉄器の良さを少しでも理解していただければうれしい」と話す。高価なことから首都圏の客が多いという同工房。「南部鉄器でわかしたお湯は、お茶をおいしくすると言われる。これまで扱い方が難しいとされてきたが、最近ではIHクッキングヒーターに対応するなど、『今の生活』に合わせたものも提案している」とアピールする。「海外の客も多く、わざわざ台湾や韓国から足を運ぶ方もいる」とも。
観光課では「10年目にして盛岡の伝統文化の代表格である南部鉄器の鈴木盛久工房に加わっていただいた。肴町商店街という街中にあることから、中心市街地の活性化にもつながれば」と期待を寄せる。
同工房の営業時間は9時30分~16時30分。工房見学は要予約。
15代・鈴木盛久を受け継ぐ熊谷志衣子さん(関連画像)新たに配布が始まった「盛岡小さな博物館」パンフレット(関連画像)ダッチオーブンで料理教室-南部鉄器の利用促進を狙う(盛岡経済新聞)シンガポール初、日本人シェフのフレンチ-ギャラリーホテルにオープン(シンガポール経済新聞)盛岡バーチャル博物館
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