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「いわて雨たび」フォト&スポット募集 「雨」をテーマに観光情報発信

イメージ例として挙げられている一関市のあじさい園

イメージ例として挙げられている一関市のあじさい園

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 盛岡駅ビル「フェザン」などを運営する盛岡ターミナルビル(盛岡市盛岡駅前通)は現在、「いわて雨たび」と題して雨の日でも楽しめる岩手県内の観光コンテンツ情報を募集している。

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 「いわて雨たび」の目的は、雨の日でも岩手を楽しんでもらうこと。天候に左右される要素も多い旅行の中で、雨が降った時でも岩手を満喫してほしいという思いがきっかけとなった。さまざまな観光情報やコンテンツの中では風景や屋内施設に関する案内はある一方、雨のシチュエーションに特化した情報は少ない。雨の日の観光に関する情報を集めて発信することで、4月1日からスタートした東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)に合わせた盛り上げも狙う。

 同社と岩手日報社が主催し、岩手県やJR東日本盛岡支社、岩手県観光協会の協力の下、岩手県内の「雨の日おすすめスポット」の情報を専用にウェブサイトを使って募集する。晴れの日に比べ、雨の日ならではのコンテンツは意識的に探る必要があるという考えから、地域に愛着を持つ人の方が「雨の日のすてきな瞬間」や「雨の日だから楽しめること」などについて一番知っているという発想を持ったという。「誰もが知る観光地」から「地元住民だから知っているとっておき情報」まで幅広く募る。

 応募の際には「雨の日おすすめスポット」と薦める理由、訪問時期を明記。任意で写真を添付することもでき、言葉では伝わらない風景やお薦めの瞬間を切り取って伝えることもできる。県外からの応募も歓迎。自然・歴史・文化・食などお薦めスポットのジャンルは問わない。担当者は「風景や観光スポットなどの情報はもちろんだが、雨の日や梅雨の時期しか食べられないご当地グルメなどの情報も待っている」と話す。

 集まった情報を基に、6月上旬には岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」内に特設ページを掲載予定。岩手を訪れた旅行者らに情報を発信していく。

 盛岡ターミナルビルの和田俊文社長は「地域の皆さんには身近にある雨の情報を見つけて、教えてもらいたい。この企画を通じて、岩手県の魅力を発信するとともに東北DCを盛り上げていければ」と応募を呼び掛ける。

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