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盛岡市動物公園ZOOMOがパネル展 リニューアル開園まで、新ロゴも発表

展示初日に合わせ発表された新たなロゴマーク

展示初日に合わせ発表された新たなロゴマーク

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 イオンモール盛岡南(盛岡市本宮7)で1月20日、盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)のパネル展がスタートした。

大きな模型も並ぶパネル展の会場

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 「ZOOMO」は現在、リニューアル工事を行うため昨年12月から長期休園期間に入っている。今回の展示は、休園中でも同園や動物たちの情報発信を続け、身近な存在に感じてもらおうとするもので、多くの人が利用する場所として「イオンモール盛岡南」の協力を得て会場に選んだ。

 パネル展はリニューアル開園予定の2022年春まで、定期的に内容を変えながら動物の写真やリニューアルの進捗状況などを発信していく。初回は「これまでの歩みとリニューアル」をテーマに、同園の歴史を写真で振り返るとともに、リニューアル後の園内を模した模型やパネルなど展示する。

 初日は1階センターコートを会場に展示のほか物販も行われたほか、同園の新たなロゴも発表。一般に向けては初めての公開となった。新しいロゴは岩手の里山で見られる動物や虫、植物が輪になったデザインで、カモシカやニホンイヌワシ、トンボ、オオヤマザクラの葉などが描かれる。その輪の中に人間が加わり、同園が掲げる「人と動物と自然の健康は相互に関係している」という考え方「One World-One Health」の理念を表現している。

 ロゴでは「ZOOMO」のMの部分が山のような形になり、同園が里山の豊かな自然環境の中にあることも示す。自然の中で見られるような淡い色合いを用い、周囲の風景に混ざり合うようなデザインに仕上がっている。

 展示会場では、利用客らが昔の同園の写真を見て懐かしむ姿や、模型を眺めて新しい動物公園に期待する様子などが見られ、「バリアフリーになってほしい」「子ども連れでもより訪れやすい環境になったらうれしい」という声も寄せられた。

 同園の広報担当者は「盛岡市動物公園は長い間たくさんの人に愛してもらった場所。これまでの動物公園の思い出を話してもらい、新しいZOOMOへ思いをはせてもらいたい」と呼び掛ける。

 21日以降は2階ブリッジ部分で展示を継続。今後の展示テーマは動物の赤ちゃんや、退園が決まっているキリンのメス・カリンの成長記録などを予定している。

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