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「もりおからしさ」PRする取り組みに助成 コロナ禍でも魅力をアピール

募集チラシにも使われている盛岡の魅力を伝えるイメージ

募集チラシにも使われている盛岡の魅力を伝えるイメージ

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 盛岡ブランド市民推進委員会は現在、「もりおからしさ」を育成・発信する「盛岡ブランド推進市民企画事業」を募集し、予算の範囲内で助成金を交付する。

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 同委員会では2015(平成27)年度から「盛岡ブランド推進市民企画事業」を募集。盛岡の魅力を伝えるイベントや取り組みのほか、伝統芸能の体験、フォーラム、演劇、パンフレットの作製などが行われてきた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、数多くのイベントが中止になる中、「盛岡の街を元気づけたい」と考える人々を応援したいという思いも込める。

 応募資格は、公益法人やNPO団体を含み、盛岡市内で活動中か新たに活動を始める市民団体。任意団体の場合は、実施運営に関わり企画趣旨に賛同する市民3人以上で団体を組織し、団体の会則と会計規約の整備が必要となる。政治活動・宗教活動・営利活動を目的とする団体は応募できない。

 応募の条件は、盛岡らしさを育成・発信する市民の自主的な企画事業で、盛岡ブランドの推進を意識して取り組む事業であること。企画者が自ら運営し、企画者の表現の発表や物品の販売、音楽団体・劇団・サークル・月謝などを徴収しているカルチャー教室や音楽教室などの定期公演、営利事業は応募できない。事業は本年度中に事業を開始・完了し、過去に同事業の助成を受けているものと同一の内容・目的となる場合は通算で3回以内でなければならない。

 助成は1事業につき20万円を限度額とし、助成対象経費の3分の2以内となる。助成経費が10万円未満の場合は助成対象経費相当額、10万円以上15万円未満の場合は10万円とする。

 応募は応募用紙に必要事項を記入し、市役所内の盛岡ブランド市民推進委員会事務局まで郵送またはファクス(FAX 019-622-6211)で受け付ける。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、持参での応募は極力避けるように呼び掛けている。6月下旬に委員会による審査を行い、助成の適否と助成額については郵送で応募者に通知する。

 事務局の担当者は「イベントの場合は国や市が発表している新型コロナウイルス感染症対策がされている提案が必要なので注意してもらいたい。動画の配信といったアイデアも歓迎。コロナ禍に負けず、皆さんが持っている思い、『何かやりたい』と考えたものを形にすることができれば」と呼び掛ける。

 詳しい要項と申請様式は市ホームページからダウンロードできる。募集は6月15日17時まで(必着)。

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