炭を使った盛岡ブランド「南部炭染」-かわとく壱番館内丸店で秋冬展

今年の夏から専門の職人の手仕事による「絞り染め」の製品も発売

今年の夏から専門の職人の手仕事による「絞り染め」の製品も発売

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 「南部炭染」の秋冬展が9月22日、かわとく壱番館内丸店(盛岡市内丸)で始まった。

南部炭染の「ウォームビズ」シリーズ

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 南部炭染は染めの材料に岩手の特産品でもある「炭」を使った服飾製品。2006年に広告企画会社「クワン」(東中野、TEL 019-604-3080)が独自に染めの技術を開発し、自社製品として販売している。その製品は「盛岡特産品ブランド」に認定されているほか、昨年は岩手県特産品コンクールで岩手県知事賞を受賞している。

 商品はすべて手染めで、Tシャツ(7,350円~)やワンピース(40,000円~)、帽子(15,750円)などの衣類から、バッグ(21,000円~)、ブックカバー(3,150円)などをそろえる。

 今回の秋冬展では、炭の持つ遠赤外線の効果を取り入れた「ウォ-ムビズ」シリーズを発売。足袋ソックス(1,050円~)や腹巻き(1,680円~)、ストール(5,500円~)など「体を温める」商品をラインアップした。同社によると「遠赤外線による保温効果は思った以上に実感できる」とし、「炭には脱臭効果もあるので、加齢臭が気になる世代にもアピールしたい」という。

 同社スタッフは「手仕事なので、価格が一般よりも高めなことから、主に年配の女性に購入いただいているが、若い人にも手にとって炭染めの風合いを確かめてほしい」と話す。

 営業時間は10時~19時。今月29日まで。

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