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盛岡で「本屋プロレス」 書店内を会場に、プロレスラーの力量間近で

企画を立ち上げたのはし選手(左)と会場「Pono books&time」店長の小山さん

企画を立ち上げたのはし選手(左)と会場「Pono books&time」店長の小山さん

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 「みちのく本屋プロレス」が4月29日、書店「Pono books&time(ポノ ブックス&タイム)」(盛岡市大通3)で開催される。

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 書店の店内を使ってプロレスを行う同イベント。企画したのは、「みちのくプロレス」に所属するのはしたろう選手。のはし選手は自身もプロレスファンであることから、プロレスファンと交流する場所をつくろうと、月に1回「プロレスBAR のはしたろう」と称したイベントを開催し、「Pono books&time」の店長でプロレス好きの小山由香理さんが店舗を会場として貸している。

 昨年の4月にスタートした「プロレスBAR」は好評で、県外から足を運ぶ人も多い。今年1周年を迎えるに当たり、何か記念になることをしたいというアイデアから、店内を使った「本屋プロレス」を思いついた。

 書店などの店舗や電車など公共の場所を使ったプロレスは全国各地で開催され、実際のプロレスでもリング外での「場外乱闘」もあるため、試合を行うことは可能だという。のはし選手は「確かに狭い店内なので、発表した時は『ここでできるのか?』という驚きの声も多かった」と話し、「限られた場所の中でのプロレスは選手の力量が試される。当日のイメージもできているし、この場所自体を気に入っていて、調和する自身もある。観客の期待に応えたい」と意気込む。

 会場を貸す小山さんも「(プロレスが)好きなので、提案を受けた時には二つ返事で『ハイ!』と答えました」と笑顔を浮かべる。「バーの会場として使ってもらえるだけでもうれしかったのに、自分の店がプロレス会場になるとは夢にも思わなかった。店を始めてよかった」とも。

 イベントの告知を出したところ、すぐに指定席は完売状態となった。立見と当日券の販売などについては問い合わせを受け付けている状況だという。当日はのはし選手をはじめとする6人の「みちのくプロレス」所属選手の参戦が予定。大会終了後には「プロレスBAR のはしたろう」も行う。

 のはし選手は「本屋でのプロレスは岩手初。岩手でやっていないことに挑戦する姿を応援してもらいたいし、新しい戦いを空間ごと楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 当日は16時30分開場、17時開始予定。前売券は、立見一般=3,000円、立見高校生以下=1,500円(当日は各500円増)。問い合わせはみちのくプロレス(TEL 019-687-2431)まで。

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