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滝沢市に交流拠点複合施設完成 「大きな屋根」シンボルに

大きな屋根が特徴の施設外観

大きな屋根が特徴の施設外観

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 滝沢市の交流拠点複合施設「ビッグルーフ滝沢」(滝沢市下鵜飼)が完成し、10月1日から施設利用の事前予約を受け付けている。

屋内は白を基調に木目を生かした内装が特徴

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 同施設は会議室などを備えた「コミュニティセンター」と約10万冊の本を収容する「滝沢市立湖山図書館」、産地直売所などが入る「産業創造センター」から成る複合施設。愛称の「ビッグルーフ滝沢」は一般公募により決定。施設のコンセプトである「みんなでつくるふれあいの大屋根」と建物全体にかかる大きな屋根から、屋根の下に人が集い、触れ合う姿をイメージしたこの名前が選ばれた。

 施設1階の「コミュニティセンター」は大・小ホールと会議室を中心に、防音仕様の音楽スタジオやクッキングスタジオ、和室、屋内共用スペースなど予約により一般利用できる施設となる。センターの大部分となる大ホールは約460人を収容。客席の床の一部が上下し、最大60センチ昇降する「せり」を設けることでステージだけではなく平面での使用も可能となる。壁や客席を移動することもでき、客席背面の壁を開放し、小ホールからホワイエまでを一つの空間として利用できる。

 併設する「産業創造センター」は来年4月オープン予定。観光案内所、産地直売所、レストラン、加工スペースなどが入り、アンテナショップの役割を担う。センター2階には岩手山が見える屋外スペース「たきざわテラス」がある。

 現在は12月1日の「コミュニティセンター」オープンに向け、施設の見学と利用予約を受け付けている。見学は随時受け入れるほか、11月19日に一般向けの内覧会も開催。施設の予約は施設内の総合案内窓口とホームページで受け付ける。

 副施設長の岩崎公明さんは「見学に訪れた人からは好印象だという感想が多いが、改善を求める意見もある。皆さんの声を受けながら、オープンまで少しずつ調整を重ねていきたい。市民の皆さんはもちろん、市外から訪れる方も大きな屋根の下で憩える場所にしていきたい。一度見学に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~21時。毎月第2、4火曜休館。詳しい利用案内はホームページで確認できる。

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