みちプロ・のはしたろう選手が売上金を寄付 DVDで津波伝えるプロジェクトに

のはし選手から東日本大震災・吉浜のおゆきDVDプロジェクトへ

のはし選手から東日本大震災・吉浜のおゆきDVDプロジェクトへ

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 みちのくプロレス(滝沢市)で活躍するプロレスラー、のはしたろう選手が、「東日本大震災・吉浜のおゆきDVDプロジェクト」に売上金の一部を寄付した。8月10日、自主興行「OOGAMANIA9周年大会 in 大釜幼稚園」で贈呈式を行った。

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 寄付されたのは6月19日、神戸で開かれた「みちのくプロレス神戸大会~垂水出身・のはしたろう神戸凱旋(がいせん)大会~」での売上金。2013年のデビュー10周年記念大会以来、3度目の凱旋大会となった。同選手はこれまでも、2013年に陸前高田市竹駒町防犯協会、2014年には陸前高田市広田地区コミュニティ推進協議会へ凱旋大会の売上金の一部を寄付してきた。

 同プロジェクトは、大船渡津波伝承館(岩手県大船渡市)が子どもたちに津波の恐ろしさを伝えるために制作した紙芝居10編のうち「吉浜のおゆき」を映像化した有志の団体。

 のはし選手は阪神大震災と東日本大震災の両方を経験した。寄付先に同プロジェクトを選んだ理由を、「阪神淡路大震災もそうだが、記憶は風化していく。次の世代の子どもたちに、津波の恐ろしさ、防災の大切さを伝えていく活動に共鳴した。このプロジェクトに協力したい」と話す。「プロレスができることに喜びを感じながら、微力でもプロレスを通じてできることをやっていきたい」とも。

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