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米粉で作ったクロワッサン「米ワッサン」−外はサクサク中はモチモチ
(2008年02月28日)
米パンの専門店「米パン屋」(滝沢村鵜飼、TEL 019-684-3256)が昨年12月、盛岡市から滝沢村に移転オープンした。店頭に並ぶのは米粉で作ったクロワッサンの「米ワッサン」。小麦粉のパンにはない「モチモチ感」を求めて、わざわざ遠方から訪れるファンも多く話題を呼んでいる。
同店のパンは、製粉した米粉に小麦グルテンを添加した専用の粉を使用。この粉にマーガリンなどを混ぜ合わせ、ひとつひとつ手づくりで焼き上げる。外側はこんがりサクサクしていながら、中は弾力のあるもモチモチした食感が特徴。米を使用しているため、ずっしりと重く、食べ応えも充分だ。
米ワッサンはプレーン、ゴマ(6個入り、300円)、チョコ、ストロベリー(6個入り、360円)、ベーコン、ウインナー(5個入り、450円)の6種類を用意。1日1,000個を製造する。
同店は、店主の柳澤武芳さんが自家生産米を原料とした米粉パンの製造販売をする県内の製造者から指導を仰ぎ、技術を習得して製造販売にこぎ着けた。販売する商品をクロワッサンに絞ったのは、一人でパンと向き合いたかったことから、多くの種類を製造することは厳しいと判断したからだという。
柳澤さんは「盛岡で営業していたとき、近隣には大手スーパー直営のベーカリーや、支店を抱えるベーカリーなど、競合店が多数あった。ここで勝負するには人がやっていないものでなければと、県内でもまだ数の少ない米粉を使用したパンに挑戦した」と話す。「日本型の食生活が見直されている今、日本人ならもっと米を食べてほしい。こうして米を加工し付加価値をつけた『パン』という形で、米の消費拡大のため子どもからお年寄りまで好まれるものを作りたい」とも。
米の消費量が年々減少する中、米粉を利用した「パン」などをつくる動きは全国的にも広がりを見せている。今後は、地産地消と生産者の顔が見える製造販売の観点から、地元の滝沢村で生産された米を使ったパンづくりも考えているという。
営業時間は11時〜18時まで(品切れ次第閉店)。
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