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紫波中央駅前に複合施設「オガールプラザ」-病院から居酒屋までワンストップ

「オガールプラザ」オープニングセレモニーでテープカットが行われた

「オガールプラザ」オープニングセレモニーでテープカットが行われた

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 紫波中央駅前に6月20日、複合施設「オガールプラザ」(紫波中央駅前2、TEL 019-681-1316)がオープンし、オープニングセレモニーが開かれた。

オガールプラザ内にオープンした産直

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 同プラザは、町が所有する同駅前の土地に図書館や地域交流センター、子育て支援センターなどの公共施設のほか、産直やカフェ、居酒屋、病院などの民間施設も併せて整備した官民一体型の施設。民間のアイデアを採用した官民共同による地域開発プロジェクトで、具体的にはマネージメント型と開発型のまちづくり会社を同時に立ち上げながら、建物の半分を町に売却することで、公共施設と民間施設の共存をはかる全国でも初の事例という。駅前という公共性の高い場で、民間の経営感覚を生かしながら公共施設に付加価値を生み出し、持続的に発展するまちづくりを目指すもので、プランニングから5年で実現した。

 オガールプラザの岡崎正信社長は、「自治体が中心になるのではなく、民間のノウハウを取り入れて運営していくことで、町全体の経済活動につながる仕組み」とし、「紫波の人が豊かになる開発をしていきたい。朝9時には産直、病院がオープンし、夜12時までは居酒屋が開いている。朝から夜まで稼働する施設なので、広く利用してもらえれば」と話す。

 紫波町の藤原孝町長はオープニングセレモニーで「町民を中心に公民連携を取りながら、このプロジェクトを進めていきたいと思っている。学び、憩い、集える施設として生涯教育に活役立てていきたい」と話した。

 同プラザ内に併設する町立図書館は、8月31日にオープンする予定。

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